11月、一度諦めていた国内のFM放送を利用した流星電波観測を改めてやってみた。
今回は成功。
機器
- アンテナ
- VOR受信用に設計、作成した3エレ八木アンテナをベランダに設置。
- 8月末まで福岡や中種子のVORでの観測に使用していたもので、FM帯への調整などは行っていない。
- 受信機
- AOR AR8600 Mark2 (かなり昔の購入品)
試した放送局
- アンテナの先にある四国、九州、沖縄方面の放送局。
状況
- ほとんどの放送局で近隣の放送局からの電波の干渉を受けて使用が困難。
- チョッと近いかなぁとか、出力が大きいかなぁと思った放送局の場合は、直接波と思われる信号が入ってきた。
- 特に正時の時報のタイミングで強い音(信号レベルは変化なし)が入る。これって、440Hzや880Hzの音に敏感に反応してるってこと?
こんな状況やったけど、使えそうな放送局が見つかった。
- AFN 沖縄 : 89.1MHz 1KW
- エコーの受信は少ないけど...。
- ベランダ設置のアンテナでは、ちょっと厳しい。。
- MBC 南日本放送 (鹿児島) : 92.8MHz 1KW
- 受信を始めた翌朝に強いロングエコーを受信したので、ここを利用すること。
- 放送休止時間帯も問題なく、今日までの2か月間、安定して観測できている。
- 同じ南日本放送の82.3MHz (種子島)は干渉を受けて使用困難やった。
ついでに、台湾のFM放送も試してみた。
送信出力は放送局のサイトには情報なく、ネットに転がっていた情報なので真偽不明。
- i like radio (台北) : 103.3MHz 35KW?
- かなり少ないけど、エコーを受信できた。
- 屋上のTVアンテナでも受信してみたけど、同じ周波数で韓国の放送局が放送してるんで、どっちの電波を受信してるか判別できへん。
- Hakka Radio (台北) : 105.9MHz 30KW?
- エコー?という信号が1件。
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